盲亀福願の明け暮れ

鯖空間が第二の家

8/15 ブログ開始

最初に

高校を卒業して、口うるさい先生と決められた時間割で動く生活から解放された。

私は一般入試まで残っていたから3月中旬まで受験生だったけれど、合格した後は4月の入学式まで毎日ぐーたら、うだうだしながら過ごしていた。周りの友人が髪を奇抜な色に染め始めるのを横目に、私は縮毛矯正と毎日のヘアアイロンで痛んだ髪をこれ以上ボロボロにしないため、この先ずっと黒髪を貫く決意をする(それに薄い顔面に明るい色は似合わないと思った)

 

入学後はすぐに単位を計算しながら時間割を作ったり、新しい環境に慣れたりするのが大変だった。

なんせ小中高と生徒の少ない学校で過ごしていたため、いきなり数千人規模の場所で生活するのは精神面での疲労がとてつもない。どこへ行っても人が居る。とくに昼食時のキャンパス内と言ったら…。もちろん食堂は椅子取り合戦状態、コロナのために臨時で作られた休憩スペース(数箇所ある)にも、人、人、人。学校の大きさと人の数が見合ってないから、心の休まる場所がない。精神が疲れると体力面にも現れるので(逆も然り)家に帰ったらすぐに布団へ直行する日々が続いた。

 

それでも高校が同じ友人と助け合いながら生活をして1ヶ月。なんとか大学の生活スタイルにも慣れ始めた頃に、アドレナリン切れというべきなのか、燃え尽き症候群が襲ってきた。

もともと根性なしの病みやすい性格なため「ああ、いつものやつか」で片付けようと思ったが、いくら寝ても疲れが取れない、希死念慮が生まれて不安に押し潰されそうな毎日が続いてる。次第に寝れない、寝れても中途覚醒、そして途中で起きると数時間眠れない、と不眠になった。それでも精神科やメンタルクリニックへ行けば、嫌でも自分の症状と向き合わなければいけないという恐怖があるため、母親の睡眠薬を半ばぶんどって眠っている。当初、薬事法違反を気にしていたが、普段風邪薬を家族で分けあったりしているため家族内では良いのではないかという判断に落ち着いた。

 

そんなこんなで日々の精神状態を日記に記録していたけれど、5月に始めた日記帳が先日終わってしまったため、こうしてブログを始める。それから私は字が汚いので紙に申し訳なくなっていた。インスタよりTwitter電子書籍より紙媒体の本、LINEより手紙が好きな私だけど、日記だけはデジタルで良い。

機械音痴の上、ブログは初めてだから変な操作をしてしまうかもしれないけど、これからこうして日常を記録してく。

 

 

8/15 ネットを使いこなせない

昨日はリスミーを2錠飲んだから、10時までぐっすり寝ていた。眠剤を飲み出してからレム睡眠の高空飛行が減ったものの夢を見た。途中で起きて夢日記を書こうと思うも、眠剤を飲むとフラフラして起きる力がなくなるため今回の記録は見送ることにした(朝起きると思い出せなくなる)久しぶりに安眠できていたからもっと寝ていたかったけれど、今日は郵便局で学校宛の書類を郵送してから図書館へ行くと自分の中で決めていたので無理くり起床。そして昨晩のことを思い出そうとするが、健忘が起こっていて全く記憶がない。けれど目が覚めて布団で寝ていたということは、変なことをしなかったはずなので気にしないことにした。

ゆっっくり朝食&昼食のカップヌードルを啜って、ゆっっくり身支度をして、ゆっっくり歩いて郵便局へ。郵便局はガラガラですぐに受付をして貰えた。夏のお中元の案内だったり、ハガキだったりがカウンターの周りを彩っていて無性に誰かに手紙を書きたくなった。

そういえば、先月暑中見舞いの手紙を高校時代の担任と上京した友人に送ったものの返信なし(泣)人間関係って本当に薄っぺらい。送ってくれなくてもLINEか連絡はくださいよ…。ひどいなー。

 

バス時間を確認するとちょうど良い時間だったので、郵便局を出た後は近くのバス停へ。地方はどこもそうだと思うけどおじいちゃん、おばあちゃんしかいない。そして決め手は変な並び方。各々が自分の好きな場所に突っ立っているから最後尾がどこだか分からない(声かけろや)。さあ、どこに立とうとウロウロしているところにバスが到着。一番最後に来たから先に並んでいた人の後をついて行くだけだったけれど、後ろから見ていて、えぇ!!そういう並び方だったの!?という配置だった。

バスは遅い時間ということもあって人が少ない。持ち歩いてる本を読もうか迷ったけれど、乗り物で下を向いていると高確率でグロッキー状態になるので、うたパスで音楽を聴いた。もう8月だけど、ジメッとしている日に聴くゆきむら 。さんの『とても素敵な六月でした』は気分が楽になる。鬱とか気持ちが下がっているときは明るい元気な曲より、暗かったり歌詞が衝撃的だったりする曲の方が心が落ち着く。

 

下車すると雨が降り始めた。どこかへ出かけようとすると必ず雨の日にぶち当たる(私の家は雨女が多いです)

曇っているのに紫外線が強いから晴れ雨兼用の日傘を持ち歩いていて良かった。最近オシャレな折り畳みの日傘を探していて、夏の終わりのセールで買うか、ネットで買うか悩んでいる。できれば傘をさしたときに、いかにも折り畳み!という形状じゃないものが良い。我儘だと思われるかもしれないけど、長く使いたいから慎重に選びたい。

サンダルが雨で濡れないように木の下を歩いて図書館へ到着。が、開いてない!!!!!!ゑ、休館日調べてきたのに。なぜ…。

入り口の張り紙を見ると、照明工事のためしばらく休館と書かれている。あああああ無駄足だった。そしてちゃんと調べて来れば良かった。他の利用者らしき人も張り紙を見て「どーする?」と連れの人と話している声が聞こえてくる。みんな気持ちは一緒だね!仲間!!

結構ショックだったので近くの本屋で文具でも、本でも何か好きなものを1つ買おうと向かう(ヤケクソ)

そこで素敵なブックカバーを発見。文豪をモチーフにしたもので、宮沢賢治銀河鉄道の夜夏目漱石のこころがデザインされていた。その中でも太宰治人間失格が人気で、残りが2つだったのでそれを買おうと手に取った。しばらく雑貨エリアを見ていると、近くに居た女性が同じものを選んだのが目に入った。自意識過剰かもしれないけれど、その女性が会計を済ませた後に同じものを持っていくのが少し恥ずかしかったため、ゴキブリも驚く早さで会計に向かった。私はそこまで過剰な同担拒否ではないけれど、同じ瞬間、空間で同じものを選ぶのは嫌なんだよ…。

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