盲亀福願の明け暮れ

鯖空間が第二の家

12/31 ホテル療養で年越しをする

12/31

私は今年本厄だったのだけれど、厄年というのは決して迷信ではなかったということを身をもって体験した。

まず、高校在学中に申請しなければならなかった奨学金を申請し忘れ、受験に数回落ち(最後は奇跡的に合格した)、進学した大学では同級生からストーカーされ、大切な社会福祉士過程へ進むための選抜試験も大幅に延期した。そして最後の最後にコロナに感染する。

うちの家には糖尿病患者がいるということで、うつしてしまうと重症化する危険があったため年越しホテル療養をしている。この文も隔離された部屋の中で書いている。

うるさい家族から数日間離れられてラッキー!!と思っていたけれど、この狭い個室は一切人の気配がしないものだから段々と心細くなってきた。昨日はあまりの静けさに耐え切れなくなって、21時ころに眠剤を飲んでペナッペナの煎餅枕に頭を預けて早々と現実からリタイアした。寝ているときが一番苦痛じゃないから寝ていたいけれど、焼かれた後にガラスを飲まされたようなのどの痛みと、鼻づまりのせいで安眠出来ない。宿泊させてもらっている身で文句を言うなという話だけれど、お弁当もあまり美味しくないし、お風呂も温かいお湯が出ないから辛い。

今さっきホテルで働いている知人が防護服を着て部屋まで会いに来てくれた。約1日ぶりに人に会えて嬉しかった。

ところで私の感染経路だけれど、恐らくアルバイト先の高校生からだと思われる。修学旅行で県外へ行って具合の悪くなった体で仕事へ来た。数時間、真隣で働いていたので翌々日には私の体調にも変化があった。

まず喉が痛い。検査キットで2度確認したけれど結果は陰性。病院へ行ってやっと陽性と診断された。検査キットは信用できないのかもしれない…。

 

以下症状の移り変わり

26日 のどの痛み。検査キット陰性。

27日 のどの痛み。40度越えの熱。検査キット陰性。

28日 のどの痛み。40度越えの熱。病院で陽性。

29日 のどの痛み。鼻づまり。平熱に戻る。

30日 のどの痛み、鼻づまり。8度6分の熱が出る。

 

早く家に帰りたい。

ホテル食