盲亀福願の明け暮れ

鯖空間が第二の家

8/19 因縁エマージェンシー コール!!

今日は母:病院。祖母:眼科なので家に私と祖父しかいない。

祖父は去年から3回ほど脳梗塞低血糖を起こして救急車に搬送されているため(不思議なことに全て受験の前日)家に人が居ないとき、ましてや私か祖母しか居ないときに具合が悪くなったら…と考えると気が休まらない。

一度目の搬送は家に祖父母だけで、出先で祖母から電話がかかってきた。なんでも「お父さん(祖父)が変なこと喋ってて…。呂律が回ってないの」と言う。母と私が即座に脳梗塞を疑い、すぐ救急車を呼ぶよう伝えるも「大丈夫だから~」の一点張りで電話をしない祖母。近くを走っていたタクシーに飛び乗り、家へ戻ると、布団に横になってウー、ウー唸っている祖父が居た。

母が大急ぎで救急車に電話をかけている横で「ジー大丈夫?氷持ってこようか?」と声をかけ続ける私(頭痛がするのか頭を押さえていた)。このとき祖父の目をのぞき込んでみると、白内障のように黒目の部分が濁っていたのが怖かった。その目で私をジッと見つめるものだから、ある意味トラウマになっている。

 

このごろ祖父は透析を始めた。透析後に熱が上がるものの以前より健康になっているので少し安心している。

祖父は昭和の男というか、亭主関白で超わがまま、そして内弁慶な男だ。母は幼いころ毎日殴られて髪を引き摺られる虐待を受けていたと言う。そのころと比べれば、大人しくなったようだけれど、私も昔はリモコンや新聞紙で頭を叩かれていた。

恨んではいるけれど、家族なので見捨てるのも難しい。ましてやヨボヨボになった老人を見殺しにすることは今の私には出来ない。中学校から高校1年生の前期までは、どの様に復讐してやろうかとばかり考えていたけれど、あまりにも現実的ではないので諦めた。行うにしても死んだ後に葬式へ参加しない、墓参りに行かないが妥当だと思う。

 

私の母は気性が荒くてヒステリー持ちなので、うつ病を治すために精神科へ通っていた時期がある(この頃知った)。今も数か月おきに通っているようだけれど、そこで貰ってくる眠剤を私が強奪している。今飲んでいるリスミーがあまり効いていないので今日病院へ行く際に別のを貰ってきてほしい、とリクエストしたのだけれど、今LINEで「ダメだ。リスミーしか貰えなかった」と返信が来た。もう私が自分で病院にかかるしかないのかもしれない(クソ面倒くさい)。

 

母が鬱になった背景、祖父の性格が歪んだ背景を辿ってみると、どちらも幼少期に恵まれない環境に居たせいだと分かった。"虐待は連鎖”するというけれど、実際に見て、聞いてこの言葉の信憑性が上がった。性格がひん曲がった経緯を知ってしまえば、責めるに責められない。全てが本人の責任だとは考えられなかったから。

だけど家族が家族で居られる懸け橋として、私も捨ててきたものが沢山あるから、未だ心の底には消化しきれないものがこびりついてる。

太宰治が「家庭の幸福は諸悪の根源である」と書いているけれど、本当にその通りだと思う。

 

明日でバイト三連勤が終わる(来週もまた三連勤あるけれど)。とくに明日は、今までで一番長い時間働くので、時間があるうちに明日の準備を済ませておく。気分を上げるために、好きな色(緑)の服を着る。さっきアイロンをかけた。

バイトが終われば好きなボカロPさんが新曲を投稿しているはずなので頑張れる。頑張ろう


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↑救急モルカーのファイル。ゲーセンでゲットした