盲亀福願の明け暮れ

鯖空間が第二の家

8/16 願い事とゾウの神様

ここのところ眠剤の力を借りて眠っていたため、久しぶりに薬に頼らずに寝てみることにした。

飲む=安眠できる、って思い込んでいるだけなんじゃ…と考えたから。それと同時に、小指の第一関節にも満たない薬に自分の睡眠を操作されていることが怖くなっていた(抗不安薬も同じ)薬一粒で気分がコロッと変わるなら、生物に意志や感情なんてないのかもしれない。

「今日は何も飲まずに寝るぞ!」と少し興奮していたから、自然な眠気が来るまでKindleで購入したみつおといねさんの『聖天様と私』を読む。聖天様はインドのガネーシャ神を日本版にしたもので、他の神様より人間に近い場所にいるため願い事を成就させてくださりやすい。そのぶん怖い噂もつきもので、七代分の福徳を一気に使うとか、信仰を絶った瞬間に再起できないほどの不幸になるとか、様々な恐怖体験?が界隈に流布している。私は去年から妻沼聖天山の聖天様信仰をしているけれど、毎日お札を祀った神棚に手を合わせているからなのか現時点では不幸に見舞われてはいない。むしろ奇跡的に第一希望の4年制大学に進むことになり、人間関係も過去一番上手くいっている時期だから感謝している。軽率な発言かもしれないけど、聖天様LOVEなのでいつかこの神様についてちゃんと書き留めたい。

聖天さんとは | 真言宗 西宮聖天 聖天寺

(聖天様とは)

 

再び睡眠の話に戻るけど、昨晩は結局眠れなかった。途中で起きては自室とリビングをウロウロし、二度寝、三度寝する度に金縛りが起きていた。薬を飲まなくてもいける!という思い込みではどうにもならないらしい。

アラーム無しで朝5時ぴったりに目が覚めた。布団でゴロゴロしているのも勿体無いと感じたので、ムクリと起きて寝ぼけ眼の状態でこれを書いてる。現在5時43分、本来起きる予定の約1時間前から行動してる。心はもっと寝たいけど、体は眠るのを拒否しているから仕方なく、しかたなーく起きている。目を完全に覚ますために音楽を聴いた。最近は朝にペルソナのReach out to the truthを流すのにハマっている。

私もアニメの中みたいな青春したかった~!仲間がほしかった~!現実って残酷。

 

この後はアルバイトが入っているので両足に湿布を装着。私の担当はレジ。約6時間立ちっぱなし&喋りっぱなしなので、毎度室内で熱中症を起こすんじゃないかと感じ始めている。その上、寄りかかる場所がないから、全身の血が足に溜まって浮腫みがひどい。先輩は「大丈夫!慣れるから」と言っているけど、もうそれ感覚麻痺ってんじゃないの?と思う次第。

 

バイトは今月始めたばかりで、胸のネームプレートには初心者マークがでかでかとプリントされている(少し恥ずかしい)。それでも「pui puiモルカーのアビーと同じじゃん!」と持ち前のヲタク思考を駆使して乗り越えるつもり。初心者マークはミスを起こしても目をつぶってもらえる免罪符だけれど「新人だからしょうがないね~」というセリフが一番の皮肉だと感じるので、早く一人前になって即戦力になりたい。高校時代に勤めていた個人経営の洋菓子店と比較すると、ホワイトでクリーンな素晴らしい職場だから、会社と仕事仲間に対する文句は一切出てこない。それが普通なんだろうけど、普通じゃない場所で働いていたから過大評価ばかりしている。


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『PUI PUI モルカー 』アビー

 

ストレスなく働けているけど、一つ気になる現象がある。それはお客さんがレジに並び始めると、その後ろに一人、また一人並び始めること。今日もそうだった。蛾がランプに集まったり、赤ちゃんが泣きだすと別の赤ちゃんも泣きだしたりする性質と同じだったりして(多分全然違う)なんて考えてる。この現象にどんな名前つけようか悩み中。