盲亀福願の明け暮れ

鯖空間が第二の家

7/13 電波に食いつく蟻

7/13

毎週木曜日は通院することが決まったから、1限の講義をオンラインで出席させて貰うことになった。講義の先生は「この授業、実習があるから出来るだけ対面が好ましい」と言っていて通院に対して少し困っている様子だった。病院を優先して貰って構わないと答えていたけれど、表情がね。やっぱり福祉支援の勉強をしてる側がメンタル安定してないっていうのは印象良くないだろうなー。コイツやる気あんのかみたいな。

今後実習を始めたときに病院で参加できなくなったり、体調を崩したりでメンバーに迷惑をかける可能性があるので、今日のプレゼンのときにカミングアウトという形で少しだけ自分の話を混ぜた。

精神疾患はオープンにしない方がいいと答える人が多いけど、具合が悪くなって隠せなくなったときに、どれだけ周りから失望されるかを知ってる。失望されるほど期待されるなら、期待されないよう最初から自分をさらけ出していた方がマシだと思った。
それで馬鹿にしてくる人が居たらその程度の人間だということだし、寄り添ってくれる人が残ったら運が良いことになる。私は残りの大学生活を運にかけることにした。

段々と人の暗黒面が垣間見えて、精神系の話題がどれほどタブー視されているのかを感じ始めてる。家族ですら触れたがらない部分だったりする。

 

1限の講義は予想通り変な空気感になった。正直、発言してる私も変な気持ちだった。
何かもっといい言い回しがなかったかな。ちょっとナーバスになっていると、先生からメールが来た。
『通院の信憑書類をお送りください』
どうやら、毎週通院したという領収書を写真に撮って送らなければいけないらしい。先生が疑い深いのか、どの講義でもそれが普通なのか。社会常識皆無だから分からない。

試験前だからしばらく病院に行くのをやめるか悩んでいたけど、写真が必要だったから頑張って通院した。

 

母親が診察券を私に返し忘れていて、病院で発狂寸前になるまでがセット。

 

話飛ぶけど、陰ながら応援していた絵師さんが昨日の夜に『最期のスペース』というタイトルで自殺配信?的なことをしていて悲しくなった。悲しくなっただけじゃ薄っぺらくなるけど、自分たちの力じゃこっち側に戻すことはできない絶望感?
最後は考え直したようだけど、自殺配信を始めた瞬間に普段よりいいねの数とフォロワー数が増えたから、みんな面白がって群がってるように見えた。人の生き死にって引き留めるほうは物凄いエネルギー使うけど、それに当てはまりもしない外野は興奮しながら最期の瞬間を待ってるんだろうな。

死ぬときは発信せず、帰還したときに報告したほうがいいことを学んだ。