盲亀福願の明け暮れ

鯖空間が第二の家

9/13 実習おわり!

9/13

3日間の実習が終わった。
今回は大学付属施設へ行き、主に高齢者の方たちと交流した。YouTubeで『学生 実習』と検索すると、看護学生、保育学生の地獄のようなあるある動画がヒットする。看護学校の友人も何かを悟った語り口調になっているものだから、実習ってどの資格過程でも闇が多いんだなーと思っていた。

その先入観から、この先指導員から「こんなことも分からないの?」と言われるのか……、胃が痛いなぁーと前日から食事もマトモに摂れないほど緊張していた。が、実際は天国のような場所だった。(アタリなのか……?)

 

指導員さんはとても丁寧で笑顔が素敵、利用者さんは目を合わせて挨拶をしてくださる……。ああ、初めての実習施設がここで良かったと思えた瞬間だった。自分は口下手だから聞き役に徹するか悩んだが、何もしていない隙間時間が発生したときに実習生だけで固まってるのもおかしいと思ったので、自分から会話をしにいくことにした。

兄から「会話に悩んだらコレ思い出しな」と送られてきた『木戸に立てかけし衣食住』を参考にして話しかけに行く。口下手なりに話し続けることができたから、会話のマニュアルがあると嬉しい。

3日目の最終日には、利用者さんに「お部屋来ない?」とお誘いされたので、部屋にお邪魔して美味しいオクラのお浸しを食べさせてもらった。今日の午前中は何をしていたのか、一日の様子を共有しあうのが実習に来ていることを忘れるほど面白かった。

 

そんな平和で楽しい実習でも、現場は教科書通りに行かないなということを学んだ。100人クライエントが居たら100通りのアプローチの仕方があることに気づけたのは成長だと思う。

 

意外と、座学より実践の方が好きかもしれない。