盲亀福願の明け暮れ

鯖空間が第二の家

11/30 5本目の抜歯

11/30

一昨日TSUTAYAで引いた座禅ガチャを先生に渡して1限へ。
今日は、ほかのグループのプレゼンを聞く。このグループ、朝にパワポのスライドを作ってたわりに完成度高くて凄い。めっちゃ分かりやすいし、みんな優秀だなぁ。

プレゼンでは事例が出された。『息子がADHDで多動が目立ち、ノイローゼになってるお母さんが四六時中𠮟りつけてしまう』この事例の課題と、支援の方法を考えてくださいというもの。

メンバーは、発達面で課題がある子どもを持つお母さん同士の会を紹介する、とか、息子が落ち着いてるときにとにかく褒める、などの案を出していた。そんな中、薬を調べるのが趣味なわたしは「子どもだから体に負担かかるだろうけど、最終手段は薬かな」と発言してまわりに変な目で見られる。

福祉の学科なのに、みんな発達障害に薬が使用されることを分かっていなかった。これは衝撃的。「そんな薬あるの?(笑)」と笑っていた男の子もいた。

また今日もいらない発言したかなと後悔してると、先生が発達障害にも薬が使用されるケースがあることを詳しく話してくれた。その流れで、わたしもコンサータとかリタリンの歴史を話せてよかった。

精神科に通院してるメリットは、薬とか、精神疾患でも利用できる制度に詳しくなれるとこかもしれない。ああー、1年のときに精神保健福祉士を目指すための試験受けとくべきだった。

 

そして、お昼は学食を食べに行く。今日は放課後に矯正のための抜歯をするからガッツリ食べておこうと思ったけど、緊急事態発生。

発券機が……、新500円玉硬貨つかえないじゃないですっかああああッ!!ほかの発券機も使用不可とのことだったので、仕方なく自販機で飲み物を買って500円を崩す(新しい500円玉使える自販機さがすのも大変だった)。

今週限定のスペシャルな学食をテイクアウトして部室でいただく。見た目は100点だったんだけど、味は30点だった…。カナシイ。歯抜いたら、しばらくご飯食べれなくなるんだけどな。

そんな(しょうもない)悲しみの中、3限を受けて早足で歯医者へ向かう。9月に全身麻酔でとった4本の歯を貰ったはいいものの、家に置き場がなかったので、今日行った歯医者で引き取ってもらう。なんか、実習生が使うらしい。

局部麻酔での抜歯は初めてで緊張していたので、持ってきたぬいぐるみを両手に持ちながら麻酔を打ってもらう。驚いたことに注射が無痛。1回目の注射で感覚がなくならなかったので、追加で麻酔を打ってもらった。

2回目で鼻までしびれるくらいの麻痺する感覚がブワーっと広がって、正直すごい気持ちがよかった。ここで怖さが快感に変わり、ニヤニヤしながら歯を抜かれる。なんとなく、ペンチでつかまれてる感覚はあったけど、痛くなかった。麻酔ってさすが。

勢いよく血が溢れて、頬にとんだ血液を看護師さんにゴシゴシ拭いてもらった。そのまま、口をゆすぐよう促されるが、麻酔で口の中が麻痺していてブクブクうがいができず、含んだ水を全部よだれのようにこぼす。恥ずかしい。

 

しばらく、ガーゼを噛みながら安静になる。きづいたら3人の看護師さんに見守られていて余計に恥ずかしくなった。こんな間抜けヅラ見ないで。やることがないので、ぬいぐるみをニギニギする。

そんな羞恥プレイをうけた数分後に先生がやってきて、「明日消毒したいんだけど、これる?」と聞いてきた。ガーゼを吐き出せないので「ふぁい」と返事をして、今日の治療は終了。帰りに化膿止めと痛み止めを処方された。

帰宅後は、ドライソケットにならないかをネットでいろいろ調べて、誕生日の近い友人に贈る手紙を書いた。字が下手だから何枚も書き直した。

夕食は抜歯した3時間後に開始。卵雑炊と介護食とプリンを食べた。介護食はあんまり美味しくない。けど、食べなきゃもっと痩せる。もう1本抜くから、あと3週間は普通食に戻れないだろうなー。

ピンクのが化膿止め、オレンジのが痛み止め。