盲亀福願の明け暮れ

鯖空間が第二の家

6/4 初めて呪物を見た

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仏像展が開かれていていたので、数年ぶりに博物館へ行った。もうすぐ展示が終了するのに会場は人で溢れていて、薄暗い中を人にぶつからないよう慎重に歩く。途中、立ち止まって手を合わせていた人も居た。

私も家族も仏像の知識など全くなくて、流れるように展示品を見ていると、小さな十一面観音の像が目に入った。信仰している聖天様(ガネーシャ神)の奥さんだ。知らない像ばかりだったから知り合いに会えたようで嬉しかった。奥の方にはサモトラケのニケのように頭も両腕もない仏の像が展示されていた。西洋文化をリスペクトしたのかな?

芋の子洗い状態の仏ブースから出ると、横に東北の歴史展示室があった。そこの一角に豊作を祈るための藁人形に顔を描いたものが飾られていて、少し気味が悪く感じる。喉に髪の毛が張り付くような感覚がして出ようとすると、入ってきた母親が「ここ呪物だから入らない方がいい」と言ってきた。母親の後に来た祖母は何かに刺されたと騒ぎだして、やっぱりおかしいと焦りだす。

祖母霊感あり、母霊感あり、母の妹(おばさん)霊感あり、私若干霊感あり、の霊感持ちの女子会だった。

呪物ってほんとにあるんだな…。初めて見た。